昨日のブログで「毎月の収入を5万円増やす!」と書きましたが、
これまでに支出を減らす行動を少しずつ行ってきました。
固定費の見直し① ドル建て終身保険の解約
5年前から、なんと毎月306ドルもの保険料を払ってきました。
日本円にしてざっくり3万5千円もの固定費(実際には為替により毎月変動しますが)です。
3万5千円って結構な額ですよね、これを毎月払ってきました。
厄介なことに、おばが生保レディです。
5年前の結婚後すぐに言われるがままに契約し、解約する数か月前までその失敗に気付かなかった自分たちがいました。
何が失敗だったのでしょうか。
- 保険料は契約後10年間で払込終了で、払い終えた5年後くらいから解約返戻金が払込保険料を上回っていくよー^^
- 生涯保障で、もしものことがあったら100,000ドル(=1千万ちょい)貰えるよー^^
- 解約返戻率は3%を最低保証してるよー^^
という一見良さそうな積立保険なのですが、問題なのは圧倒的に利回りが悪いことなのです。
特に悪さをしているのは、「解約返戻率は3%を最低保証」という見せ方です。
そもそもこういった積立保険は、保険会社が契約者から受け取った保険料の一部を元本として投資・運用し、その運用で得た収益を保障金額などに充てているのですが、
「解約返戻率は3%を最低保証」というのは、その運用部分の実績が3%未満の時でも保険会社が不足分を負担しますよという話であって、これらとはまた別のもう一方の部分は保険会社の手数料になっております!
分かりにくいでしょうか。言い換えてもう一度説明します。
- 契約者が毎月支払う保険料をA部分とB部分に分けます。
- A部分は投資・運用に回され、B部分は保険会社の手数料となります。
- A部分の運用実績が芳しくなければ、保険会社が責任を負いますよ^^
- でもB部分は手数料としてきっちり戴きますからね^^
みたいな感じでしょうか^^
解約返戻金シミュレーション(運用実績例表)に掲載されている数字がいくら計算しても合わないのはこういうカラクリだからです。
というわけで、最低保証3%であっても、払込保険料全体に対して3%の利回りにはなりません。
実際にはもっと低い利回りです。だって、
手数料がとられてるんですもの!!
まぁ保険なので手数料がとられるのは仕方ないことなんですけどね。
仕方ないことなんですが、そのあたりをきっちり説明しないのがこの業界なんですよね。
たとえ親戚であっても o(>_<)o
このあたりを勉強して解約を決意した僕たちですが、なんともう一つ落とし穴がありました。
元本割れです (PД`q。)
これまで5年間で累計200万円を払ってきたのに、今解約したら解約返戻金は180万円。
20万円も減っとるやないかい!!
ほらね、最低保証3%とか言ってやっぱりガッツリ手数料持っていかれてるでしょ?
食い下がるおばが繰り出したのは、、もはやあるあるだと思うのですが、、
テッテレー 払 い 済 保 険 !
最後の悪あがきです。
要するに、一旦解約して、解約により得た解約返戻金で新しい保険に入り直しましょってやつです。
いや、もうええわ!!!
親戚でもこんな風に搾取しようとしてくる訳ですから、お金の知識をつけるのは非常に大事ですね。
20万円損するけど、でもこの保険に入っていたお陰で今まで強制的に貯金的なことができていたんだ!と自分に言い聞かせる僕たちなのでした。20万円も損するけど。
最後までお読みいただきありがとうございました(*´ω`*)
僕たちがこの20万円の損切をどう考えたのかは、また後日書きたいと思います。
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